小6の時に父親が買ってきてくれたのは3トーンサンバーストのストラト。ヘッダーに「Lucas」ってロゴが入ってて、シールで、いつの間にか剥がれて消えてしまった。ピックガード外したらベニヤで、すっごい軽くて、音も軽かった。一回だけハードオフで見かけて、ジャンクでもないのに4000円くらいだった。
ブリッジにアーム用の穴がついてるのに、トレモロアームが付いてなくて、今考えるとひっどい代物だっったけど、ひいひいちゃんとした音出そうとスタートしたのが、今思うといいスタートだったと思ってます。
今となればサンバーストのストラトなんて大好きですが、当時からしたらちょっとおっさん臭い印象。楽器屋の広告みながら「もっとかっこいいギター!この中で10本貰えるとしたらー、うーん」というのを、毎日のようにやってました。
大人になったとて、それを叶える経済力はなく。久々妄想するシリーズ、2本目。
Jackson Soloist
中学の時、ハードロックとメタルにハマった時期がありまして、雑誌は(THE WORLD’S HEAVIEST HEAVY METAL MAGAZINE, )BURRN!。FMラジオは「Heavy Metal Syndicate」と「ヘビーメタルボンバー(ちゅどぉーーーーおん!)」という。ザ・中学生ですね。
西森マリーさんによる翻訳エピソード。HELLOWEENの「Keeper Of The Seven Keys」を、「守護神伝」と翻訳したのだが、「Keeper Of The Seven Keys Pt.2」だか他の後の作品の歌詞だかクリエイティブを読み解くと、「キーパー」はあくまで「鍵を持っているただの番人」であり、「神ではなかった!やってしまった!」とか(何で読んだかは忘れた。ネット上にソースもない)とか、そんなものまでじっくりインプットしていました。
あ、余談でした。
で、徐々にパンクやハードコアが好きになっていく過程でスラッシュメタルに出会い。アンスラックスの、スコット・イアンというリズムギタリストを発見したのでした。
スキンヘッド、デビルヒゲ、短パンという、メタルをぐっとストリートに寄せたファッション。
ソロは一切弾かない、ザッカザカのギタースタイル。
ニュークリアアソルトのダン・リルカ、M.O.D.のビリー・ミラノ、アンスラックスのチャーリーベナンテとのイケてるジョークスラッシュ S.O.D.(Stoom Trooper of Death。ビデオメーカーじゃない。)とか。
テク&センス抜群という、メタルギタリストではピカイチに好きなギタリスト。
この動画でザッカザカな音を出しているのがソロイストです。メタルの人がよく持ってる「普通の形の黒いギター」ですね。
2ハム、もしくはSSH。フロイドローズ、たまに裏通し。ストラトよりも少しシャープな、いかにも80年代後半って感じのシェイプが、個人的に超ツボ。
スコットイアン、「ザッカザカのリズムギター」に特化した、こんなモデルも。
14フレットまでしかない。あとは「NOT」。バカすぎる。いけてるすぎる。
そんなソロイスト、MANGADORON 福ちゃんが、なぜか誰かに借りていたことがあり、スタジオで弾かせてもらったらキメが細かくてスッゴイいい音。
マーシャルに突っ込んでボリュームとゲインをちょっとあげても綺麗に歪む。フルアップしても、余計な成分の少ない歪みで、アンサンブルでもスッキリ通る。もちろんパワフル。
で、欲しいな、見た目こんな地味だし、安いだろと思って調べたら、普通に20万〜30万するのですよね。廉価版も出てるけど、いい音ほしければ、やっぱハイエンドクラスだよね。
てことで、2本目はこれにします。カートに入れといて。あ、弦はDR張っておいてください。あと、NYのステッカーも。
てことで、ドブロとソロイスト手に入れました。めっちゃ嬉しいんだけど、バッキングレベルでもメタルギターは弾けないのと、何よりMANGADORONの楽曲とサウンドでは使う場がない。
ので、深夜のスタジオ個人練で、ひとり爆音で弾き殴るとします。
妄想だけどな!
ゆうたレッド