お正月といえば炬燵を囲んで
はっぴいえんど|春よこい (作詞:松本隆)抜粋
お雑煮を食べながら
歌留多をしていたものです
今年は一人ぼっちで年を迎えたんです
徐夜の鐘が寂しすぎ
耳を押えてました
はい。個人的クソ寂しいお正月ナンバー第一位、はっぴぃえんどの「春よ来い」です。
家族の元へ行くことなくひとりで迎える年越しのシチュエーションが、大晦日ー元旦のひんやりした空気の感触と共に思い起こさせられる。
上京し、売れぬバンドをやり貧しく過ごした20代、バイトかなんかで帰省できず1人で過ごした年越しが確かにありましたわ。
そしてその体験は久しぶりに、今回の年越しに訪れました。
自宅、閉じこもった4畳の仕事部屋で聞く、除夜の鐘。
そう。家族イベントてんこ盛りのこの年末に、わたしコロナ陽性判定を受け、自宅内隔離をしておりました。
2022年、年末にかけての感染者増加の波ですね。
オフィス出社が徐々に増え、忘年会もオープンになったこのタイミングで、ご多分にもれず俺もサラリーメンした結果でしょう。もー、タイミング、年末年始の強制巣篭もり。家族に申し訳ない。
年明けそうそうになんてブログ上げるのだという思いもありつつ、
人生初経験なので、いろいろメモを残します。
流行ってるみたいでした。
12/27 午前中で仕事納め。終わったーと思ったら、ん、対応、ぐいぐい38度。まずいな、、と。
近所の発熱外来に行くと病院外に数人の列。年末パンデミック、発熱者は院内の待合室を使わないでいただいています、と。ホッカイロを渡され外で待つの図。
寒空の下、発熱しながら震えながら待つこと1時間。呼ばれて検査して、ぱぱっと陽性判定。
処方箋もらって、薬局の前でも外待機。
発熱&底冷えしながら「あー、正月つぶれたわ」よりも「やっと帰れる、、」 が勝つディストピアよ。
4畳1間で8日間。初日は気絶。
妻に陽性の旨メッセして帰宅すると早速仕事部屋に布団。
そうだ、療養解除まで8日、この部屋で過ごすのだ。即ち、年越しの瞬間もこの部屋だぞ、と。
でも、んなことはどうでもいい、寒空待機で体調激悪化中、頭痛い震え止まらない。頓服飲んで、何かくちにいれて(覚えてない)そのまま布団に気絶。
起きたら軽症。淡々と4畳生活。
10時間くらい気絶して起きたら体温平熱。喉良し、鼻良し、匂いも味もする。
家族は居間で、俺は仕事部屋での隔離生活スタート。
体調が良かったのが幸いで、食事はたっぷりいただきました。
ドア前で受け取る元旦までの食事記録。
あ、今年もよろしくお願いします。
年末にどえらい不運を引きつつも、そんな中でも運良く症状は軽く、妻の多大な尽力もあって家族感染もなく。静かで爽やかな年明けを迎えることができました。
妻子は抗体検査陰性で、一足遅れて正月のお出かけに。
俺も間もなく療養終了、部屋でたっぷりギター弾く年始でした。
あ、昨年中はシングルリリースさせていただきましたMANGADORONですが
今年はもっとライブしたいね。曲もたくさん発表できるよう頑張ります。
2023年もまだまだこんな世の中は続くんだと思いますが、楽しんで頑張ってまいりましょう。
ゆうたレッド