ウルトラマンのテーマ曲の話。

ウルトラマンのテーマ曲の話。

2020年1月20日

息子が2歳になったくらいの頃、家族でスーパーに買い物に出た時。

おもちゃコーナーで、息子と妻がウルトラマンのソフビを見ていて、なんか新しいウルトラマンを買おうとしているのを検知。ふたりとも(俺も)テレビでウルトラマンを観てはいない状況で。

新旧織り交ぜても、ウルトラマンに詳しくない一家にも関わらず、なんとなく昭和の男としては、新しいウルトラマンにいきなり手を出すのを指をくわえて見ていてはいけない気がし。

母子にカットインして、「これ買ってやろう」と手を出したのが、これ。

セブンとキングジョー。

少なめな知識と記憶でもあまりあるキャッチーなコンビ。ウルトラセブンはテーマ曲もキャッチーだし、キングジョーの謎のワッシャッシャ音もなかなかトラウマな一品。

帰宅して早速息子にトラウマな一戦を見せたところ大ウケで、以降息子はウルトラマンシリーズを次から次へと見せろ見せろになりました。

結構キッチュかつキャッチー。

ツタヤのDVDやNETFLIX、YouTubeで日々何かしらのウルトラマンを観たせいで、日々ずーっと何かしらのウルトラマンの歌を口ずさんでいるようになりました。

保育園の、ちょっと年上の先生たちに片っ端からに「ウルトラマンの古い歌、よくしってますね!」と。

マニアな親認定を受けています。(知らんのに)

タイガもタイタスも好きですが、歌は全部昭和ウルトラマン。

面白いのが、ウルトラマンの主題歌って、昭和の時代からちょっとずつ変遷が見られるんですよね。

ポピュラーミュージックだったら、テレビ歌謡、ムード歌謡、GS、フォーク、ロック、テクノにシティポップと徐々にモダンになっていったり、

アニソンとかも、ある時からタイアップの時代に突入して、あんまりタイトルを連呼しなくなったり、折々の流行りの曲をトレースしたりしがちな文化になっていったりしましたが、ウルトラマンだけ見ていても、さりげなくその時々の流行の影響を受けているような。

初代からエースまでは、なんというか、マグマ大使ノリの合唱コーラステイスト。

セブンはよくよく考えると少々シュールな男性コーラス。「セブーン セブーン セブーン セブーン」の、3回目の「セブーン」は尾崎紀世彦なんですって。(wikipediaより)

ウルトラマンタロウから、急にあからさまにかっこよくなってくる印象で、日本人好みの、マイナーメロディからサビで一気にメジャーになる、勇ましくてちょっとプログレッシブな展開。(あ、バビル二世のテーマと似てるな、と思ったら、どちらも1973年放映開始だそうで。時代かー。)

で、ウルトラマンレオ。もう超かっこいい、勇ましい。地球を守る使命感やばい。マジンガーZ的なかっこよさ。(マジンガーZも、放送時期かぶってました。)

で、80年代に突入、ウルトラマン80。ほとばしるゴダイゴ感。学園物でもあった本編よろしく爽やか感ありありで、もはやロック的にも好み。

ゴダイゴ感もあるけど、未来警察ウラシマン(超好き)の主題歌「ミッドナイトサブマリン」感もあるね。

っていう話をメンバーに話しながら、延々ウルトラマンソングをコピーして楽しい新年初スタジオでした。

練習しろよという。


そうそう。マンガドロン 2020 歌い初め @明大前HICOTTO、居合わせてくれたお客様、共演のDanny’s Cigarettes と GEERA、HICOTTOマスター、ありがとうございました。

新曲初披露もできて、気持ちよく歌えたロック2020年の幕開け、楽しい年にしたいっす。

ライブの模様は新年一発目、息子が見にくるレアライブだったので、父親のサービス精神が実現させた「ウルトラマンレオ」のカバー。

彼は見事にノーリアクションで、スマホゲームに集中していました。うん。媚びなくて、いいぞ(泣)

ゆうたレッド